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隅田川のんびり遡航…4

(『隅田川のんびり遡航…3』のつづき)
FI2617736_1E.jpg千住汐入大橋(『大晦日の川景色』参照)をくぐったところにある、東京水辺ラインの、千住船着場です。頑丈そうなポンツン桟橋は、災害時の輸送拠点としても期待されているのでしょう。

桟橋の向こうに見える、ねじり棒みたいなモノは…何のオブジェでしょうか?
撮影地点のMapion地図

FI2617736_2E.jpg千住の屈曲区間を曲がり切ると、大きなプッシャーバージが、勇ましく引き波を立てて下ってきました。
鯨の頭のような、黒い船首を先頭にして水を押し分けるさまは、被曳船(ひかれぶね)とは、また違った魅力があります。

これもやはり、中央防波堤埋立地に向かうのでしょうね。

FI2617736_3E.jpgトラスの構造が交錯して、写真に撮ると、かえって見づらくなってしまうのですが…。手前が、地下鉄日比谷線隅田川橋梁。向こう側が、JR常磐線隅田川橋梁です。

常磐線の橋は、最近まで、昭和2年完成の古いものでしたが、平成14年ごろから架け替えられ、長らく工事中でした。今は、工事もすっかり終わったようですね。

FI2617736_4E.jpgこれも残念ながら、あまり絵にならない…と書くと、ちょっとかわいそうですね。千住大橋です。家康入府時、ここに、隅田川最初の橋が架けられました。

昭和2年に架け替えられた、鋼タイドアーチの旧橋は、上り線専用に増設された新橋と、工業用水の水管橋に挟まれて、窮屈そうです。
なお、旧橋の桁下高は意外と低いので、ハードトップやマストのある艇の方、通過の際はご用心を!
撮影地点のMapion地図

FI2617736_5E.jpg千住大橋を過ぎてしばらくすると、西側に見えるのが、キリンの首のように、長々と伸びたコンベアが、船足をずっしり沈めたバージに、砂のようなものを積み込んでいるところ。
堤防の向こうは、三河島水再生センターです。かつては、下水処理場と呼ばれていた施設ですね。

処理場から出てくるものといえば、下水の汚泥を、焼却処理した灰かしら…と思ったら、「三河島水再生センター」(東京都下水道局)を読んでみると、「発生した汚泥は砂町水再生センターへ圧送し、処理」している、とあります。さて、これは何なのでしょう。
いずれにせよ、豪気(?)な舟運シーンが見られるので、私にとっては、ちょっと楽しい場所なのです。

(19年5月4日撮影)

【5月31日追記】千秋さんのブログ「◆筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記◆」「隅田川に架かる橋」にトラックバックさせていただきました。

(『隅田川のんびり遡航…5』につづく)
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隅田川のんびり遡航…3

(『隅田川のんびり遡航…2』のつづき)
FI2617735_1E.jpg浅草が近くなると、さらに船影が多くなってきました。おりしも、東京都観光汽船の「道灌」が、お客さんを満載して下ってゆきます。

この日は潮位が低く、橋とのクリアランスも充分だからでしょう、いつもは収納されている、後部トップの展望デッキが開放され、やはりたくさんのお客さんが、川景色を楽しんでいました。

FI2617735_2E.jpg吾妻橋西詰付近、屋形船がもやう、にぎやかな川景色。

フライブリッジ付きのクルーザーと、東京水辺ラインの水上バスが下ってきました。
撮影地点のMapion地図


FI2617735_3E.jpg吾妻橋を過ぎると、行き合うフネの数が、ぐっと少なくなります。
ただでさえ少ない緊張感が、ますます急降下(笑)。いえ、ちゃんと前後の見張りは、怠っていませんから、ご安心ください。

東武鉄道の花川戸橋梁を、特急電車がゆっくり通過中…。

FI2617735_4E.jpgすでにタイトルでもお見せしましたが、白鬚橋の全景を。

「大晦日の川景色」では、足場に覆われて工事中だったのが、今回はご覧のとおり、化粧を終えて男前になった姿が見られました。
(建設中の姿は、過去の記事『白鬚橋の写真』をご覧ください)

FI2617735_5E.jpgこれは、隅田川に架かる橋ではありません。西岸の短い水路を渡る、瑞光橋です。

かつてここは、旧国鉄の隅田川貨物駅に至る、水路の入口でした。昔の秋葉原や、飯田町などの貨物駅同様、鉄道と水運の結節点であったところです。

水路や駅敷地の一部は、「荒川区立瑞光橋公園」として、昨年6月に開園しました。ポンドを守っていた、旧汐入水門のモニュメントもあるなど、土木好きな方にも、大いに楽しめそうなところです。
荒川区立瑞光橋公園荒川ゆうネット参照。)
撮影地点のMapion地図

(19年5月4日撮影)

【5月30日追記】千秋さんのブログ「◆筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記◆」「隅田川に架かる橋」にトラックバックさせていただきました。

(『隅田川のんびり遡航…4』につづく)

隅田川のんびり遡航…2

(『隅田川のんびり遡航…1』のつづき)
FI2617734_1E.jpg以下、見慣れた風景や、ご紹介済みの川景色が続きますが、改めて…。

と言いつつ、こちらは初めてですね。首都高9号深川線と、一般道を渡す二層構造の橋、隅田川大橋です。
私の個人的な好みからいうと、桁側面の塗装は、もうちょっと濃い緑にして、存在を主張しても、良さそうな気がします。
撮影地点のMapion地図

FI2617734_2E.jpg隅田川大橋に差し掛かると、上流から、3隻のバージを曳いた曳船が、曳策をぴんと張り詰めて、腹に響くエンジン音とともに、下ってゆくのに出会いました。

上流にある、堀船や尾竹橋の作業所を出発して、中央防波堤埋立地へ向かうのでしょう。

FI2617734_3E.jpgおなじみ、清洲橋を遠望したところ。

近くで見ると、堂々とした風格のこの橋も、この距離から見ると、両岸の建物の高さに圧倒されて、可愛らしくすらあります。
撮影地点のMapion地図

FI2617734_4E.jpg少し遡って…蔵前橋の少し下流、東岸の歩道に面した護岸には、隅田川にまつわる絵柄の浮世絵が、何枚か飾られています。

国技館も間近い、江戸風味の街らしい展示ですね。


FI2617734_5E.jpgそのうち一枚を、アップで撮ってみました。
ご覧のとおり、シートに印刷したものを、枠にロープで張ってあるのがわかります。

さらに、ゆるゆる上流へ…。
撮影地点のMapion地図



(19年5月4日撮影)

【5月30日追記】千秋さんのブログ「◆筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記◆」の「隅田川に架かる橋」にトラックバックさせていただきました。

(『隅田川のんびり遡航…3』につづく)

隅田川のんびり遡航…1

(『河川清掃船たち』のつづき)
FI2617733_1E.jpg話が前後しますが…。通いなれた隅田川を、緊張感のかけらもなく(笑)のんびり遡行していると、おや、左径間が工事中だった、亀島川水門の工事が終わったようです。

工事中の姿は、過去の記事「大晦日の水門たち」、「春の水門は工事中」をご覧ください。いい具合に、定点撮影ができたようですね。

お化粧直しした、亀島川水門に誘われて、「隅田川」のタイトルに反し、フラフラと亀島川に入ってしまいした…。

FI2617733_2E.jpg亀島川については、過去の記事「亀島川」で、簡単にご紹介済みなので、まだお見せしていないところをいくつか。

水門を入ったところにある、いわくありげなクレーン。
以前から、なぜかこの造作に惹かれているんですよね…。



FI2617733_3E.jpgお約束の沈船(笑)。そうだ、そのうち「沈船特集」やりましょうか?
その日に備えて、一生懸命撮らなければ(うそ)!

階段護岸下の、石垣の露出ぶりを見ても、潮の干き加減がわかりますね。亀島川は意外と浅く、この日の水深で、1m台のところが結構ありました。

FI2617733_4E.jpg平成になって架けられた橋にしては、古風な感じのする鋼ラーメン橋、新亀島橋。

両の足を踏んばった格好の、安定感のあるデザインが魅力的です。
撮影地点のMapion地図

FI2617733_5E.jpg亀島川を出て、日本橋川を下り、豊海橋にさしかかると、橋上に何やら人だかりが。
ロケ隊でした。ドラマの撮影かしら…。

隅田川に戻り、引き続き、ゆるゆると参りましょう。
撮影地点のMapion地図


(19年5月4日撮影)

(『隅田川のんびり遡航…2』につづく)

河川清掃船たち

去る5月4日は、せっかくの上天気ということもあり、出港はしたものの…日中の潮位が極端に低いことから、未紹介区間に行っても、水深の足りないことは明白なため、どうもヤル気(笑)が出ません。 (海上保安庁海洋情報部・19年5月4日の潮汐曲線を参照)

FI2617732_1E.jpgまあ、たまにはあてもなく徘徊するのも良かろうと、ゆるゆると隅田川筋を移動しながら、手始めに清掃船の姿を収めることにしました。先日、「清掃船の走る川」では、なかなか清掃船に行き合えないことを、嘆いてみたりもしましたが、姿を見るだけなら、こちらから基地を訪ねればよいわけです。
まずは、砂町運河の潮見基地から。コンベアー船、第五みどり丸
撮影地点のMapion地図

FI2617732_2E.jpg同じく潮見基地。
ユンボ付きのゴミ収集バージ? 船名はわかりません。

もやっているポンツンの方に、はっきり船名? が書かれているのが妙です。これも曳航されて、作業に出動するときもあるのでしょうか。


FI2617732_3E.jpg隅田川西岸、厩橋の近くにも、清掃船基地があります。おお、いるいる…。

こちらは、フラッグシップたる、ゴミ運搬船・第一すみだ丸。船体長もあって、なかなかスマート。胴の間に装備した、ユンボが頼もしい感じです。
撮影地点のMapion地図

FI2617732_4E.jpg以下、同じく厩橋基地にて。

コンベアー船、第一みどり丸。
コンベアーを動かさずに、作業員が手作業でゴミをすくっている場面も、何度か見たことがあります。


FI2617732_5E.jpg手作業船、河清機第26号。
作業員が両舷に立ち、タモ網でゴミをすくって、胴の間に投げ入れるのです。いつもご苦労さま!

しかし、いきなり事務的な名前になりましたね。こういうセンスも、嫌いじゃありませんが…。



(19年5月4日撮影)

(『隅田川のんびり遡航…1』につづく)