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4月15日の桟橋

(『4月15日のフネブネ…熱狂編!』のつづき)
FI2617695_1E.jpg小型船舶の繋留に便利な、ポンツン式の桟橋は、私にとって気になる存在です。
まだ、誰でも気軽に繋留できる桟橋は、多くはないものの、東京の水辺に一つ、また一つと桟橋が増えてゆくのを見るにつけ、木っ端ブネ遊びの環境が、良くなりつつあるのを実感して、なにか嬉しい気持ちになるのです。

なお、ここに掲げた桟橋はすべて、一般の艇の利用はできませんので、その点ご注意ください。

写真は、東京海洋大学・品川キャンパスのポンドに隣接するマンション、ワールドシティタワーズ前の桟橋。大変立派な構造ですが、それもそのはず、入居者専用の桟橋で、繋留中の艇でチャータークルーズを楽しめるのだとか。
ただ、お仕事ブネの輻輳する、京浜運河にあるため、艇も桟橋もガブりっぱなしと来ては、ちょっと気の毒に思えました。
(参考:『不動産トピックス 記者の目 湾岸エリア最大のマンションが完成』)
撮影地点のMapion地図

FI2617695_2E.jpgグッと簡素なこちらは、某運河の、倉庫会社の前にあった桟橋。

過去に、恐い思いをした経験からか、万が一のことを考えて、安全に上陸できそうな設備のある場所は、反射的にチェックしておく癖が抜けません。

もちろん、人様の桟橋に無断で、用もないのに達着するようなことはしませんし、皆さんも絶対にしないでいただきたいのですが、急病や故障など、万止むを得ない場合の緊急避難場所は、覚えておいて損はないように思います。

クルマと違って、路肩に寄せれば、どこでも乗り降りできる、というようにはいかない乗り物ですので…。

FI2617695_3E.jpgこちらは、芝浦アイランド・大丸ピーコック前に最近完成した、クラブ「ミナモ」の大型桟橋。

月刊「ボート倶楽部」本年4月号によると、ボート免許教室を主軸に、レンタルボート、カヌー教室などのほか、お台場との間を結ぶ、定期船の運航も行っており、また有事の際には、防災桟橋としての活用も視野に入れているそうです。
写真にも、並んで船を待つ、お客さんの姿が見えます。

お買い物に便利なところだけに、一般艇の一時繋留も、考えていただけると嬉しいですね。
撮影地点のMapion地図


(19年4月15日撮影)

4月15日の項の参考文献
運河論(矢野 剛 著) 巖松堂書店
江戸の橋(鈴木理生 著) 三省堂
月刊「世界の艦船」2006年7月号 海人社
月刊「世界の艦船」2007年6月号 海人社
月刊「ボート倶楽部」2007年4月号 舵社

(この項おわり)
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4月15日のフネブネ…熱狂編!

(『4月15日のフネブネ…2』のつづき)
FI2617694_1E.jpg今回出会ったフネブネで、一番嬉しかったのは、なんと言ってもコレです!

砂町運河で、あこがれの曳船型プレジャーボート、GT-TUG20を発見!
先日、「『GT-TUG20』に大興奮!」で、さんざん大騒ぎ(笑)しましたので、詳しくはそちらをお読みいただきたいのですが、まさかこんなに早く、航行する勇姿を目の当たりにできるとは、夢想だにしていませんでしたので、まさに夢のようで、しばし呆然…。

FI2617694_2E.jpg目前をゆっくり航過する、GT-TUG20に見とれながらも、ハッと我に帰り、夢中でカメラをパシャパシャ。後姿もいいなあ…。
舵を握るのは、Tadami氏ご本人のようです。

水面に映える赤い船体、タグボートらしい船尾の曲線に陶然。ボートショーで、架台に載せられた姿と違い、水に浮んで、実際に動いているところを見られるなんて、本当に感激です。
感極まって(?)、「タダミさーん、カッコイイぞー!」と声をかけたら、「ありがとう!」と、応えてくれました。

FI2617694_3E.jpgGT-TUG20は、おもむろにスピードを上げると、高らかな爆音とともに、荒川方に去ってゆきました。「カッ飛ぶタグボート」の面目躍如! すっかりシビレてしまい、艇を止めたまま、しばし余韻にひたってしまうほど。

そういえば、どんな船名をつけたんでしょうか? せっかくお会いしたのだから、伺っておけばよかったと、今ごろになって後悔の念が…。


(19年4月15日撮影)

(『4月15日の桟橋』につづく)

4月15日のフネブネ…2

(『4月15日のフネブネ…1』のつづき)
FI2617693_1E.jpg晴海埠頭では、3隻の自衛艦がもやっていました。近づいてみると、練習艦隊のようです。これから幹部候補生を乗せて、遠洋航海に出発するのでしょう。出港前の練習艦隊に出くわすなんて、滅多にないことで、嬉しくなってしまいました。

先頭は旗艦である、練習艦かしま。満載排水量5400t、専門の練習艦としては、海上自衛隊で二隻目です。高い乾舷がいかにも頼もしく、外洋を押し渡る艦にふさわしい雰囲気があります。
撮影地点のMapion地図

FI2617693_2E.jpgかしまの奥には、二隻の護衛艦が、接舷してもやっていました。いや、正確に言うと、練習艦と護衛艦が一隻づつ、ですか。

手前の「3513」が、練習艦しまゆき。満載排水量4200t。昭和62年に竣工したもと護衛艦で、平成11年より、練習艦に用途変更された艦です。
奥の「157」は、護衛艦さわぎり。満載排水量4950t。遠洋航海に当たって、普段の任務を一時離れ、練習艦隊に加わった艦です。

FI2617693_3E.jpg練習艦隊の遠洋航海は、旧海軍以来の伝統です。

「学校で海外旅行に連れていってくれるのか、いいなァ」などと思う方も、おられるかもしれませんが、約半年に及ぶ長い航海の間は、厳しい訓練の連続だそうで…。船乗りとしての勉強を、この航海の間に、みっちり総仕上げさせられるのですから、やはりオフィサーになるのは、並大抵のことではないようです。

遠洋航海には、毎年変わる、さまざまなコースがあるのですが、今年は太平洋一周のようですね。4月20日に晴海を出港、ハワイ・メキシコ・オーストラリアなどを回り、9月21日東京帰港の予定だそうです。

FI2617693_4E.jpg軍艦を見て、引き締まった気持ちになったあとは、静かな船溜りで、イイ感じにくたびれた(笑)曳船たちを眺めて、ちょっとリラックス。

京浜運河、港南大橋近くの曳船溜りにて…。けだるくなるような昼下がり、休日とあって、曳船たちも波に揺られながら、昼寝を決め込んでいるのでしょう。
撮影地点のMapion地図
(参考:月刊『世界の艦船』2007年6月号)


(19年4月15日撮影)

(『4月15日のフネブネ…熱狂編!』につづく)

4月15日のフネブネ…1

(『4月15日の水門』のつづき)
FI2617692_1E.jpg例によって、行き帰りの道々には、フネブネの姿を楽しみました。
まずは、13号地埠頭で見かけた船影をご覧に入れましょう。

海上保安庁の航路標識測定船、LL01・つしま。満載排水量2.055t。
電波標識がうまく働いているかどうか確認したり、メンテナンスを行ったりする船ですが、GPSが普及して、オメガなどの電波灯台が廃止された現在は、その長大な航続距離も、もてあまし気味のようですね。
撮影地点のMapion地図

FI2617692_2E.jpg測量船、HL04・天洋。総トン数435t。

沿岸用の中型測量船です。煙突の後ろ、天端をパイプでつながれている四角い箱は、減揺水槽と言い、中に入っている水の働きで、船の揺れを少なくする役目をします。


FI2617692_3E.jpgHL03・明洋。総トン数621t。
これも同じく測量船で、同型船に、沈没した北朝鮮工作船を探し出した、HL05・海洋があります。

以上の3隻がもやう13号地埠頭は、レインボーブリッジの取り付け道路の、すぐ横にあるので、クルマからも保安庁船艇の姿が間近に見えます。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

FI2617692_4E.jpg保安庁の船に見とれていたら、背後を、ビックサイト通いの水上バスたちが、次々と通過してゆきました。

バージを思わせる、黒い直線的な船体が特徴の船、いりす。東京シップサービスの所属です。


FI2617692_5E.jpg東京水辺ラインの水上バス、こすもす。

水辺ラインの船は、観光汽船に比べて小型で、外観も華やかさはありませんが、落ち着いたスマートなデザインは、いかにも河用客船らしく、好ましく感じられます。

(参考:月刊『世界の艦船』2006年7月号)

【4月30日追記】コメント欄に、はじめさんからご指摘いただいたように、4段目のいりすは、観光汽船でなく、東京シップサービスの所属です。私の早とちりでした。お詫びして訂正するとともに、はじめさんに御礼申し上げます。

(19年4月15日撮影)

(『4月15日のフネブネ…2』につづく)

4月15日の水門

(『目黒川の橋づくし…9』のつづき)
FI2617691_1E.jpg4月15日に撮影した水門を、こちらにまとめました。
一つをのぞいて、紹介済みのものばかりで、なにか定点観測のようですが、毎回違った表情を見せてくれることもあり、水門好きとしても、やはり撮らずにはおられません(笑)。

東雲水門を通ったら、左径間が工事中でした。3月4日、「春の水門は工事中」のときには、まだ始まっていなかったのですが。
撮影地点のMapion地図

FI2617691_2E.jpg目黒川、居木橋の下流側にある、スライドゲートです。

これは樋門と呼んだ方がよいのかな?
撮影地点のMapion地図



FI2617691_3E.jpg天王洲水門。グレーの扉体は、空に溶け込みやすく、今一つ引き立ちませんね。

手前に橋が迫っているので、全貌を撮るのは難しいとばかり思い込んでいたら、案外ちゃんとフレームに収まることが判明。
撮影地点のMapion地図

FI2617691_4E.jpg都内では数少ない、赤い扉体の水門、目黒川水門。

毎回同じことを連呼して恐縮ですが…やっぱり水門は赤い方が、味があってイイなあ…。目標としてもほどよく目立つし、閉鎖されたときの警戒色としても、適しているように思えるのですが。
撮影地点のMapion地図


(19年4月15日撮影)

(『4月15日のフネブネ…1』につづく)