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隅田川の橋…のほんの一部

FI2364113_0E.jpgいつもお世話になっている、千秋さんのブログ「◆◆筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記◆◆ 」で、「隅田川に架かる橋」のエントリがあり、橋の画像が掲載されているブログを募集されているとのことで、こちらにも、すでにいくつかトラックバックをいただきました。
面白そうなので、アルバムの写真を引っ張り出して、私からも参加させていただこうと思います。

そのへんにあった古いカメラを持ち出して、適当に撮っていたころのモノをスキャンしていますので(イヤ、それ以前に写真が上手でないのですが…)、あまり良い写真がありませんが、その中でもマシだと思えるものを、5点選びました。
まずは浅草の吾妻橋から…。

FI2364113_1E.jpg水神大橋。
ちなみに、下流から上流へ、順番にご紹介しています。




FI2364113_2E.jpg尾竹橋。
左岸には、ダルマ船の係船設備がありました。




FI2364113_3E.jpg尾久橋。
手前の新しい橋脚が、ちょっと邪魔っけです。
建設中の、新交通システムの橋だったかな?



FI2364113_4E.jpg小台橋。
上流部は新しい橋が結構あり、現在建設中のものもあります。

隅田川など、東京都の橋に興味のある方は、「隅田川に架かる橋」(東京の橋景色)をお勧めします。島嶼部の橋まで言及した、素晴らしいサイトです。
(15年9月15日撮影)

白鬚橋の写真

FI2357565_0E.jpg先日、なじみの古書店から、古本を何冊かまとめ買いしました。

本の入っているダンボール箱に、フタ代わりといった風情で、無造作にに乗せてあった、厚手のボール紙をひっくり返したらビックリ!写真館の立派な台紙に貼られた、古い橋の写真でした。もちろん注文したものではないので、うれしい余禄です。

その価値はさておき、なかなか味のある写真なので、皆さんにお目にかけたいと思います。ごらんの通り、隅田川に現在もかかる白鬚橋の、建設途中の写真です。「白鬚橋 宮地組 昭和五年十二月」とあります。
請負業者であった宮地組が、写真館に発注して、立派な装丁の記念写真を作らせ、恐らく、関係者への記念品としたのでしょう。

背後にそびえるデリックや、木製の仮橋脚が、セピア色に焼けた印画紙とともに、時代を感じさせます。
大水運時代は過ぎ去ったとはいえ、東京市部ではまだまだ、江戸以来の、ほとんどの水路が現役だった時代です。
日々、首をすくめて、この橋の下を通るフネブネの乗組員からは、天に向かって、鉄骨が際限なく伸びてゆくさまが、仰ぎ見られたに違いありません。

私は、空を圧する堂々とした雰囲気や、見上げたときの造形の面白さから、下路式の鋼アーチやトラスに惹かれることもあり、隅田川の橋の中では、永代橋と並んで好きな橋です。
白鬚橋については、詳しく書かれた本やサイトが少なくありませんので、興味のある方にはそちらを参照していただくとして、ここでは、昭和6年、東京市土木局により完成、という説明だけにとどめましょう。

宮地組については、今のところ手がかりありません。また時間のある時に調べてみたいと思いますが、先ほどふと「白鬚橋」で検索してみたところ、ひとつ気になるものに出会いました。東京都都市整備局の、「都選定歴史的建造物 詳細」です。「設計者」欄に「施工者不詳」とあります。設計した人なのか、土木業者を指しているのかあいまいですが、「施工者」なら、工事を請け負った土木業者のことではないでしょうか。
この写真が、手がかりになるかもしれませんね…。

この写真、気に入りましたので、近日中にタイトルバック画像としても、お目にかけたいと思います。そのままですと、天地寸法がありますので、デリックや書き込みは、残念ながらトリミングしなければなりませんが…。