FC2ブログ

20年度川走り納め…11

(『20年度川走り納め…10』のつづき)
FI2618301_1E.jpg豊洲運河をなかばで左折して、汐浜運河に入り、「川走り納め」のシメとすることにしましょう。

釣り船や屋形船がもやう、船溜の水路であるここも、青空の下に鏡のような水面が広がり、穏やかな年の瀬を過ごしているようでした。
撮影地点のMapion地図

FI2618301_2E.jpgこちらにもやう2艘の釣り船にも、立派な松飾りが。

船たちにとっても、来年がいい年でありますように…。




FI2618301_3E.jpgおなじみ平久水門にも、前を通りがてらご挨拶。

非対称の扉体配置が魅力的なこの水門、わずか数年前まで、眺めるのはともかく、くぐるのはなぜか抵抗があったのですが、最近はまったく気兼ねがなくなり、当たり前のように利用できるようになりました。
それだけ、水門君と打ち解けられたということなのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

FI2618301_4E.jpg洲崎南水門の奥、大横川南支川の様子をうかがうと…。

護岸にフェンダーや繋船杭が設けられたほかは、特に異常なし。
写真を見て気づいたのですが、水路中ほどの両岸に、対になって立っている、白い柱みたいなものは何だろう?
今度、確かめに入ってみよう…。

FI2618301_5E.jpg曙北運河、バージの接岸する古賀オールの岸壁前を通りがかると、ありゃ、曳船がピカピカの新型船になっている!
以前何度も紹介(過去の記事『お召し替えですか?』『3月23日の曳船たち』ほか参照)しましたが、ここにはお気に入りのオールドタイマー曳船、第3東海丸改め新明丸が必ずもやっており、会うのを楽しみにしていたのです。

どうやら寄る年波には勝てず、世代交代となったようですね。残念ではありましたが、この新曳船の船名を見ると、「しんめい丸」…、先代船を襲名したことがわかり、ちょっと嬉しくなりました。
撮影地点のMapion地図


(20年12月30日撮影)

(この項おわり)
スポンサーサイト



20年度川走り納め…10

(『20年度川走り納め…9』のつづき)
FI2618300_1E.jpg春海運河を奥へ進み、豊洲貯木場跡(過去の記事『貯木場の水路』参照)の脇を抜けて、豊洲運河に向かうことにしました。

昨年10月5日からのタイトルと、ほぼ同アングルで恐縮ですが、この南端角には、なぜか惹かれるものがあるんですよ…。
撮影地点のMapion地図

FI2618300_2E.jpgもう少しアングルを変えてみると、隅田川派川に至る一辺が収まって、さらにスミっこ感(?)が強調されて味わえるなあ…などと、通るたびに、艇上からためつすがめつして、楽しんでいます。

中防のスミっこ(過去の記事『中防水路…1』参照)も、似たような印象ですが、あちらが厳しい外海からの波浪に耐える、頑丈さを備えているのにくらべ、こちらはおだやかな内水で、木材を囲うために造られた構造物。どこか緊張感のない、のどかな雰囲気にも惹かれるのでしょう。

FI2618300_3E.jpgまあ、南端角以外だと、高層ビルが背景に多く入ってしまい、柵のみを堪能するには、いささか具合が悪い、という理由もありますが、このスミっこは東京の貯木場跡でも、随一の眺めだと一人決めしているのです。

柵の内側は、船舶の進入が禁止されているので、いまやご覧のとおり、トリさんの楽園状態…。エサの魚も豊富なようで、水鳥たちにとっては文字どおり、羽をのばせる場所のようですね。

FI2618300_4E.jpg北東角には珍しく、大きな台船2隻と、ユンボを取り付けた小型の浚渫船が繋留中。

水路が浅くならないよう、メンテナンスをしてくれているのでしょうか、ご苦労さまです。



FI2618300_5E.jpg陽もだいぶ傾いて、豊洲水門も、すっかり高層ビルの陰になってしまいました。

川走り納めも最終コース…さて、どこを通って帰りましょうか。
撮影地点のMapion地図



(20年12月30日撮影)

(『20年度川走り納め…11』につづく)

20年度川走り納め…9

(『20年度川走り納め…8』のつづき)
FI2618299_1E.jpg第十一あかつきのホームポート、晴月橋をはさんだ船溜をあとに、前進微速。

水面は油を流したように静かで、例えデッドスローでも、引き波で乱すのがもったいなく思えるほど。
撮影地点のMapion地図

FI2618299_2E.jpg少し増速して、朝潮水門(過去の記事『朝潮水門』、19年3月29日からのタイトル画像ほか参照)の2番ゲートを通過。

運河から出て、港内の様子も見てみましょう。
撮影地点のMapion地図



FI2618299_3E.jpg朝潮運河を出て、ふと竹芝桟橋の方を見ると、ビルの間にぷかりと、ツェッペリンNT飛行船(『株式会社 日本飛行船』参照)が浮かんでいるのを発見!

遊覧飛行でしょうか、この日は東京上空も穏やかでしたから、快適な空中散歩が楽しめたことでしょう。


FI2618299_4E.jpg少しもやのかかった東京の空を、悠然と進むその姿は、まさに空を征く船の風格があります。

このあと、東京タワーをちょうど半周する形で引き返してゆきました。そういえば、東京タワーも竣工50周年、何か関連する催事でもあったのでしょうか。


FI2618299_5E.jpg春海運河に入り、工事中の豊洲大橋を望みつつ、小休止。

訪ねるたびに、桁が伸びてゆくさまを眺めてきたせいか、最近はだんだん愛着が増してきたように思います。まだ、取り付け道路の土盛りもされておらず、開通はまだまだ先のようですが、出来上がったらぜひ、歩いて渡ってみたいものです。
撮影地点のMapion地図


(20年12月30日撮影)

(『20年度川走り納め…10』につづく)

20年度川走り納め…8

(『20年度川走り納め…7』のつづき)
FI2618298_1E.jpg隅田川を下り、小名木川の入口を横切ると…、おや、萬年橋がすっぽりとメッシュをかぶせられています。

きっと、塗装中なのでしょうね。塗り替えた後の色は、何色になるのでしょうか。従来のカーキっぽい緑も、落ち着いた感じで、嫌いではありませんが。
撮影地点のMapion地図

FI2618298_2E.jpg清洲橋をくぐって、さらに下ります。まだ見たいものがあることもあり、船影が乏しいのをいいことに、ここでぐんと加速。

イヤしかし、風もなく、気温も高めなのは本当にありがたい!
もちろん、走っている最中は風を受けるので、寒いことには変わりはないのですが、気温のせいか空気は柔らかで、肌を刺すような厳しさはありませんでした。

FI2618298_3E.jpg佃水門をくぐって、朝潮運河へ入ります。

振り返ってパチリとやったら、西日がギラリと反射して、水門君のニヒルな表情(?)が撮れました。
撮影地点のMapion地図




FI2618298_4E.jpg朝潮運河といえば…そう、愛しのロータリーボート、第十一あかつき!
(過去の記事『ロータリーボートだった! 第十一あかつき』参照)

ご機嫌をうかがいに近寄ってみると…、あらら、トップにちょこんと、鳥さんが休憩中でした。船体の傷みがだいぶ進んで、哀れを誘っただけに、鳥さんの飄々とした顔つきには、救われたような気分になったものです。

FI2618298_5E.jpg近影をものしようと、艇をギリギリまで近づけてみると、さすがに鳥さんは逃げてしまいましたが…。う~ん、約2ヶ月前の状態と、まったく変わっていない…。

桟橋に取られたもやいの位置、キャブ前面にかけられたワイヤーの輪、位置のズレすらほとんどありません。この2ヶ月、1度も出港しなかったということなのでしょう。
もちろん、所属する会社のご都合ですから、一素人がとやかく言うべきことではありませんが、この愛らしい姿が、朝潮運河で見られなくなる日が来ると思うと、いかにも惜しいです…。

(20年12月30日撮影)

(『20年度川走り納め…9』につづく)

20年度川走り納め…7

(『20年度川走り納め…6』のつづき)
FI2618297_1E.jpg秋葉原駅の近く、コンクリートアーチのJR神田川橋梁の下では、おなじみの曳船が、エンジンをかけたままもやって待機中。

中川で、頻繁に独航艀に出会ったことからも、業務船がこの日も、平日の運航スケジュールで働いていることがわかりましたが、神田川も同様のようですね。間なしに、ゴミを満載したバージが下ってくるのでしょう。
撮影地点のMapion地図

FI2618297_2E.jpg万世橋の古風な親柱越しに望む、秋葉原電気街の街並み。

橋の上は往来が絶え間なく、アキバの賑わいが感じられました。







FI2618297_3E.jpg万世橋をくぐり、旧交通博物館横から、本郷台のビル群を望んで。

写真奥の、昌平橋をくぐる際、散策中のオジサマたちから一斉にカメラの砲列が向けられ、何ともはや面映い思い…。



FI2618297_4E.jpg御茶ノ水の堀割まで上ってきました。

神田川のハイライト、聖橋のアーチがつくる黒々とした影の下に、西日に輝く秋葉原の街並みが納まった眺めは、何とはなしに、年の瀬らしさが出ているように思えました。
ここで引き返しましょう。
撮影地点のMapion地図



FI2618297_5E.jpg小さな暗渠と、鴨さん夫婦。

水は割と澄んでいて、鴨さんたちにとっても、穏やかな年の瀬になったようです。良いお年を…。



(20年12月30日撮影)

(『20年度川走り納め…8』につづく)