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イイ感じのポンポン船

FI2618040_1E.jpg3月30日のお花見の帰りは、展示目録の新刊でもないかしらと、船の科学館のお土産屋さん、マリンショップに寄り道。

店内に入ってみると、前回来たときにはなかった、ブリキのポンポン船が数種類、入荷しているのを発見。その造作に、何かただならぬ(笑)ものを感じて、手に取ってみました。
プレスでしぼった天地2ピースの船体は、切り口の折り返しが全くない、言わば抜きっぱなし。煙突も、金切りバサミで切った端切れを、そのまま丸めてハンダづけした風と、商品らしからぬガサツさに、シビレました!

FI2618040_2E.jpg船体の天地を、何気なく外して中を見たら…。その瞬間に購入決定!
裏側には、お菓子のパッケージと思しき絵柄が、そのまま残されていたのです。 

国内ではおよそ見られなくなった、廃物の缶を転用したおもちゃに、お目にかかれるとは。ちなみにこのポンポン船、インド製だそうです。
私も、子供のころに駄菓子屋で買ったポンポン船の一部に、鮭缶などの絵柄が付いたままだったのを見たことがありますが、さすがに、子供が扱っても、怪我をしないような造りにはなっていました。
やはり、ここまでそのまんま、というのは、ちょっとした衝撃ですね。

FI2618040_3E.jpgキャプションが一切ない、ペン画のみの説明書もまたよろし。

ローソクの台として、ペラペラのスプーン状のものと、水管に水を注入する、塩ビ製と思しき豆スポイトが付いていますが、一つ一つのチープさが何だかいじましくて、泣けてきましたわ。

ちなみに、国産のポンポン船(商品名『ポンポン丸』)は、今でもブリキ玩具専門メーカー、三幸製作所で作っている…はずです。

FI2618040_4E.jpgさすが船の科学館、ミュージアムショップとはいえ、好事家のツボをついた品揃え、あなどれません…。

宗谷や羊蹄丸が並ぶ、有明南運河にある官庁船桟橋には、帆船日本丸が、折からの霧雨に帆桁を濡らして、もやっていました。



(20年3月30日撮影)

【20年4月26日追記】がーちゃんフォトアルバム」の「ポンポン丸」にトラックバックさせていただきました。
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まだ先は長い…

FI2618038_1E.jpg過去の記事「ようやくここまで」の続きですが…。
ええと…、あんまり進んでいません。
ご覧のスプラッシャー(外輪カバー)を、組み上げたくらいです。

0.8tで切り出した側面の周りに、焼きなました0.3tの板を、ハンダ付けで巻きつけたものです。
奥の方は、左右の側面を逆に取り付けてしまい、泣く泣く引っぺがしてからやり直したので、惨憺たる外観に(涙)。まあ、塗装すればわからなくなるので、よしとしていますが。

側面が、幸いフラットだったので、周りをヤスリ仕上げするだけで済みましたが、上川丸のような透かしのパターン(過去の記事『上川丸に会いにゆく…3』参照)があったら、抜き加工だけで、結構な手間を取られるところでした。
この曲面なので、客室との接合をどうしようかと、頭を悩ませているところです。

ようやくここまで

物流博物館を見学したとき(『物流博物館で小躍り』参照)、大喜びで購入した、通運丸のペーパークラフトですが…。
「正月休みに作る」などと、息巻いていたものの、いざ、現物を前にしてみると、色々と欲が出てきて、あらぬ方向にやる気のベクトルが向いてしまい、未だに完成していませなんだ(泣)。

難しさのあまり、投げ出してしまっているのでは…と思われるのも空恐ろしく、不出来で恐縮ではありますが、とりあえず以下に、進捗の報告だけでも。

FI2617980_2E.jpgまず最初に気になったのが、外輪部分でした。

キットでは、円盤状に印刷された部品の周りに、帯状のものを貼り合わせ、大判焼きのような形にする構成でした。
外輪船のキモだけに、せめてここだけは、スポークの向こうが透けて見える造作にしたいと思い、ありあわせの真鍮線と板で、ハンダ細工を始めてしまったのが運のツキ…。

と言っても、スプラッシャー(外輪カバー)から出ている、下半分だけを作った、ごくインチキなシロモノで、自慢できるものではありません…。ハンダ組みは、外周のリムとスポークだけで、パドルや内側のリムは、組みたて後にエポキシで付けたため、少しボテッとしてしまいました。いいんです、隠れる部分だから…。

FI2617980_3E.jpg次に、たまたま煙突にピッタリな径の、真鍮パイプがあることに気付き、ハンダ付けで帯を巻いて完成。

写真左の二本は、ジャンク箱をかき回したら出てきた、真鍮鋳物製の、キセルのがん首型ベンチレーター。これも嬉しいことに大きさがピッタリで、工程がひとつはしょれたと、得をした気分に(笑)。
ここでやめておけば、よかったのですが…。

FI2617980_4E.jpg細い手すりを、紙からキレイに切り抜くような器用さは、到底持ち合わせていないため、いっそガサツに、ハンダ細工で作ったほうが早かろう…。

それなら、手すりのつく甲板も、ハンダの効く真鍮で作っちゃえ、と、どんどん原型から遠ざかってゆくハメに。

こうなると、もうペーパークラフトでもなんでもなく、単なる型紙です…。設計者の方、申しわけありません(泣)。ペーパークラフトそのものは、色使いが素晴らしく、設計も巧みで、申し分のないものであることを、特記しておきたいと思います!

FI2617980_5E.jpgそうなると、船体が紙のままでは、上部の重さに耐えられなくなるため、積層したバルサから、削り出さざるを得なくなり…と、ますます自分の首を締める結果になったころは、もう時すでに遅し。
工程を圧縮するどころか、むしろ拡大する方向へ、追い込まれてしまいました。

まあ、他ならぬ通運丸の模型が我がものにできるのなら、多少の苦労はいといませんが…。というわけで、完成ははるか水平線の彼方、となってしまいました。
当初の予定からは大幅に後退し、とりあえず、年内の完成を目指したいと思います…。

ラジコンボートでアクアプレイ…2

(『ラジコンボートでアクアプレイ…1』のつづき)
FI2617777_1E.jpgアクアプレイの水路に、進水させてみたところ。ご覧のとおり、ちょうど良いサイズです。イヤ、実物でこのくらいの水路幅だったら、ちょっと怖いかな?

走らせてみると、さすが「クルーサー」(笑)、スピードが少々早過ぎ、回転半径も思ったより大きいので、つねに外側の壁をこすりながら、進まなければなりません。
速度の点は、ペラのピッチをゆるくするか、直径を縮めることで対処できそうでしたが、舵効きの改良はどうでしょうか。モーターの位置を外側にずらすか、船体長を短くするか…。ちょっと手がかかりそうですね。

FI2617777_2E.jpg改良点はともかくとして、操縦にも慣れてきたので、いよいよ閘門通過を楽しむことにしました。左右のモーターをチョイ、チョイとふかしながら、壁にぶつからないよう、進路を定めます。

艇に手を触れることなく、閘室に進入できるのは、なんとも言えず嬉しいものですね!

FI2617777_3E.jpg下流側扉を閉め、閘室に注水開始! 急ぐ旅ではありませんから、ここはゆっくり参りましょう。

じりじりと上昇する水位を見つめる、充実のひとときです。




FI2617777_4E.jpgポンプで上部ポンドに注水しつつ、第一閘門通過完了。おっと、勢い余って、第二閘門の扉体に、艇をぶつけてしまいました…。

とにかく馬力過剰で、モーターは全開と停止しかないという、略式のラジコンですから、華麗な走りぶりとは、ほど遠い動きになるのは、致し方ありません。



FI2617777_5E.jpg閘門前の岸壁(?)で、記念撮影。こうして眺めると、艇のサイズは水路幅にしっくり来ていて、ディテールの簡略さも、むしろお似合いの雰囲気でした。操縦性の問題はありますが、楽しみながら解決してゆくことにしましょう。

もっとスペースのあるところで、長い水路を組みたてて、同好の士と複数のボートで遊んだら、さらに童心に帰って楽しめるでしょうね!

(19年7月16日撮影)

(この項おわり)

ラジコンボートでアクアプレイ…1

FI2617776_1E.jpgお恥ずかしいですが、久しぶりに童心に帰ったお話を一つ。

以前ご紹介した水路玩具「アクアプレイ」で、楽しく遊べそうなボートのトイラジコンを、ついに見つけました!
(昨年2月3日の記事『アクアプレイで遊ぶ…1』以下のシリーズ参照)

この手の「水モノ」超小型ラジコンは、潜水艇は数種類発売されているものの、水上船艇はまったく見当たらず、いよいよ改造でもするかな、と思っていた矢先、ふと入ったディスカウントストアの片隅で、ホコリをかぶっていたのを発見したのです。やっぱり、こういった超小型の模型になると、水上艇は人気が今ひとつのようですね…。

上の写真が、セットの内容です。
商品名は「クルーサー」(笑)。パッケージには、「64分の1スケール」と大書きしてありました。艇の全長は130ミリほどでしたので、27ft級のモデル、ということになりますね。

手前の箱はプロポ、向こうはチャージャーで、それぞれ006P×1、単3×4の電池が必要です。製造は中国…まあ、食べ物ではないので、心配はいらないかな。輸入元は東京のSHOKEN CO.LTDとありました。

FI2617776_2E.jpg艇の全体像をアップで。…何と申しましょうか、全体的にパチっぽい(失礼)雰囲気を発散しているところが、なんとも。
艇首に立っている、旗竿の太さが、ユルイ感じを強調しているようです。これは後ほど説明するように、理由があるのですが…。

まあ、塗装済み完成品で、自分で手を下さなくともすぐ遊べるのですから、文句を言ったらバチが当たりますね。

FI2617776_3E.jpg船底を見たところ。最近のラジコンではおなじみ、左右のモーターの正逆回転で、進行方向と前後進を制御する方式で、ラダーはありません。

ハル後部が、プロペラを避けた形状になっている割には、ペラが少し飛び出し気味のように見えますが、何か理由があるのでしょうか。

FI2617776_4E.jpg船首の旗竿を抜いて、チャージャーのプラグを差し込み、充電します。太過ぎる旗竿は、プラグのキャップの役割をしていたのですね。
なお、プロポ、チャージャーとも、全体的に接点の接触がよろしくなく、ちょっとした手直しが必要でした。

説明書の文面がふるっていて、「充電器のプラグを巡洋艦の充電口に入れます」とありました(笑)。他の説明は「クルーサー」とあったので、機械直訳の部分を、直し忘れたのでしょうね!

FI2617776_5E.jpg昨年以来、押入れで不遇を囲っていたアクアプレイを、久方ぶりに引っぱり出しました。風呂場で組みたて、水を満たして準備完了!
前回同様、セットのごく一部しか組みたてていませんが、何分手狭なので、致し方ありません(泣)。

ではいよいよ、試験航行とまいりましょう。艇のサイズ的には、問題がないようですが、うまく走るでしょうか…。


(19年7月16日撮影)

(『ラジコンボートでアクアプレイ…2』につづく)